本ページでは、片桐製作所が提供する超硬合金の技術や性能、対応製品、実績、展示会出展情報などを紹介しています。超硬合金素材の調達先を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
2003年より超硬合金の研究開発をスタートさせ、独自素材を開発した超硬合金メーカーです。製造現場での実用性を重視し、現場の声を反映させた製品づくりを行っています。
冷間鍛造量産ラインでの試行錯誤を重ね、従来比で大幅に向上した耐久性を持つ素材を実現しました。
この素材開発の背景には、社内の型寿命向上という明確な目的があり、自社内での実証を重ねた結果、現在では社内超硬金型の約9割を自社製素材に切り替えることに成功しています。
現在ではこの高性能素材を外部にも供給しており、同業他社で採用されています。
冷間鍛造用金型や切削工具、パンチや刃具向けに高硬度・高靭性を兼ね備えた超硬合金素材を提供。
高寿命化により生産効率の向上が期待できます。この素材は「硬くても靭性がある」という特性を持っており、従来は相反するとされていた耐摩耗性と耐衝撃性を両立。
これにより、工具や金型の交換頻度が低下し、長期的なコスト削減にもつながります。
粉末成形から仕上加工まで社内一貫体制で対応。70×70×400mmの角物や120×400mmの丸物といった大型素材も製作可能で、精度に配慮した製品供給が可能です。
素材の混合から焼結、加工、検査まで一貫して管理し、リードタイム短縮と品質の安定化を実現。10万個単位のロット生産にも柔軟に対応しています。
センタレス丸棒、打ち抜きパンチ、量産部品など多様な用途に応じた素材をラインアップ。
金型の用途にとどまらず、切削工具や治具にも展開され、異なる加工環境でも安定した性能を発揮します。
顧客の「〇〇したい」に寄り添う姿勢が、多くの信頼につながっています。
片桐製作所が扱っている超硬合金材種のスペックを一部紹介しています。
| 材種 | 硬さ(HRA/Hv) | 破壊靭性値 (MPa・m1/2) |
高温硬さ(Hv) |
|---|---|---|---|
| F04N | 95.0 / - | 13.7 | - |
| F08S | 93.5 / - | 14.3 | - |
| F12 | 92.0 / - | 14.5 | - |
取り扱い材種はメーカーによって異なるので、他社の情報を知りたい方はメーカーの一覧ページをご確認ください。
公式HPに記載がありませんでした。
2025年7月以降のイベント情報がありませんでした。 ※2025年6月時点
片桐製作所が目指すのは、単なる素材の供給ではなく、現場課題の解決につながる技術パートナーです。
高硬度・高靭性の超硬合金素材を独自開発し、金型や工具の長寿命化に貢献しています。特に冷間鍛造や量産部品、打ち抜きパンチ用途での実績が豊富です。
さらに、社内一貫体制により品質と納期の安定化を実現しており、加工の信頼性も高く評価されています。
素材性能だけでなく、生産対応力や用途の多様性にも優れた同社は、納期や精度・対応力とのバランスを求める加工業・製造業にとって心強いパートナーとなるでしょう。
本サイトでは、業種別に超硬合金メーカーを紹介しています。超硬合金の依頼を検討している方はぜひ参考にしてください。
| 社名 | 株式会社片桐製作所 |
|---|---|
| 創業 | 1947年 |
| 所在地 | 本社:山形県上山市金谷字鼠谷地1453 山形事業所(超砥粒工具部):山形県山形市蔵王松ヶ丘2-1-5 |
| TEL | 本社:023-679-2201 山形事業所(超砥粒工具部):023-688-1817 |
| URL | http://www.katagiri.co.jp/ |
引用元:トーカロイ公式HP(https://www.tokaloy.co.jp/)
引用元:ノトアロイ公式HP(https://www.notoalloy.co.jp/)
引用元:シルバーロイ公式HP(http://www.silveralloy.co.jp/jp/index.htm)