ここでは、国産合金が提供しているサービスの範囲、扱っている超硬合金の材種、超硬合金の製品加工事例などを掲載しているので、比較・検討の材料としてご活用ください。
1939年創業の超硬合金専門メーカーです。創業以来、超硬合金ひとすじを掲げ、原料粉末の調合から焼結、精密加工、最終製品の製造まで全工程を社内で行っています。
長年の経験で培った技術力を活かし、「ハードロイ」ブランドの超硬合金製品を製造・販売しているのが特徴です。
基幹事業として超硬合金「ハードロイ」の製造・販売を行っています。耐摩耗性・耐蝕性・耐酸性に優れるハードロイは、原料粉末の配合から焼結、精密加工まで社内で生産。
顧客の使用環境や性能要件に応じて素材組成を適正化するカスタムオーダーにも対応しており、自動車部品や化学プラント用部品など、過酷条件下での長期運用を支える高耐久素材を提供します。
優れた耐摩耗性・耐蝕性を活かして、自動車のエンジン部品・トランスミッション部品向けの粉末冶金金型や、電子部品向けプレス金型部品を製造しています。
また、地盤改良・路面工事用の高圧噴射ノズルや、建築資材・包装フィルムの精密裁断に適したスリッターナイフなど、多彩な用途に応じた製品をラインナップ。
鉱山土木用チップ、鍛造金型、軟包装材用カッター・パンチといった治工具・装置部品群まで手掛けており、各産業の高精度・高耐久性要求に応えています。
超硬合金の性能をより引き出すため、国産合金では特殊加工サービスを提供しています。
HIP処理では、内部組織を高密度化し、抗折力や靱性を向上させて工具寿命を大幅に延長します。ワイヤーカット加工では、直径数百μmの極細ワイヤー電極を用い、高硬度素材に対しても複雑形状や精密輪郭を非接触で切り出します。
さらにプロファイルグラインダー加工では、光学式倣い研削盤を駆使し、図面通りの微細で高精度な形状を忠実に再現。超硬合金の真価を引き出します。
国産合金が扱っている超硬合金材種のスペックを一部紹介しています。
| 材種 | 硬さ(HRA/Hv) | 破壊靭性値(MPa・m1/2) | 高温硬さ(Hv) |
|---|---|---|---|
| G1 | 92.0 / - | - | - |
| GF3 | 91.5 / - | - | - |
| GH2 | 91.0 / - | - | - |
取り扱い材種はメーカーによって異なるので、他社の情報を知りたい方はメーカーの一覧ページをご確認ください。
国産合金の超硬合金(ハードロイ)を加工してつくられた金型や金型部品を紹介します。
粉末冶金用金型は、自動車のエンジン部品やトランスミッション部品といった複雑形状かつ高寸法精度が求められる部品の量産に欠かせません。素材選定からハードロイ超硬合金の混合・焼結、ワイヤーカット放電加工やプロファイル研削加工までを一貫対応。
過酷な粉末圧縮成形条件下でも高い耐摩耗性と強度を維持することで金型寿命を大幅に延長し、生産性向上に貢献します。
粉末冶金用金型で培った高度な精密加工技術を応用し、ハードロイ超硬合金でパンチやダイを製作。自動車部品や電子部品など幅広い工業製品のプレス加工に使われています。
用途や被加工材に応じて、WC-Co系や耐食・耐衝撃材種などのハードロイ材種を選定することで、高い寸法精度と優れた耐摩耗性を両立させています。
2025年7月以降のイベント情報がありませんでした。 ※2025年6月時点
複雑形状加工や小ロット短納期試作、素材組成からのカスタムオーダーにも柔軟に対応できることが国産合金の強みです。
そのため、複雑形状の部品を扱うメーカー(電子機器・自動車部品など)の工具・金型製造依頼先として適しています。
本サイトでは、業種別に超硬合金メーカーを紹介しています。超硬合金の依頼を検討している方はぜひ参考にしてください。
| 社名 | 国産合金株式会社 |
|---|---|
| 創業 | 1939年 |
| 所在地 | 本社:神奈川県茅ヶ崎市円蔵370 工場:神奈川県横浜市戸塚区東俣野町41 仙北谷事業所内 |
| TEL | 本社:0467-73-9301 工場:045-851-2482 |
| URL | https://www.kokusangokin.jp/ |
引用元:トーカロイ公式HP(https://www.tokaloy.co.jp/)
引用元:ノトアロイ公式HP(https://www.notoalloy.co.jp/)
引用元:シルバーロイ公式HP(http://www.silveralloy.co.jp/jp/index.htm)