冨士ダイス（フジロイ）

ここでは、冨士ダイスが提供しているサービスの範囲、扱っている超硬合金の材種、超硬合金の製品加工事例などを掲載しているので、比較・検討の材料としてご活用ください。

冨士ダイスとは？

1949年に福岡・戸畑で耐摩耗工具加工からスタートした超硬合金専門メーカーです。創業以来、長年にわたり超硬合金を中心とした硬質材料の研究開発を続けてきた歴史があります。

フジロイ（FUJILLOY）ブランドを通して、オリジナルの超硬合金材種や超硬工具・金型を販売。国内に複数の生産・営業拠点を有している他、グローバル市場のニーズに対応できるよう、海外の生産・販売拠点も設けています。

冨士ダイスの
超硬合金加工の特徴

オーダーメイド超硬合金製品の
カスタム製造

プレス金型やモーターコア金型、電池金型、絞り加工用ダイスなどの精密金型類から、ロール・ダイス・プラグ・パンチなどの耐摩耗部品まで、多岐にわたる製品のカスタム製造に対応可能。

70種以上の独自超硬合金材種から、用途や条件に合うものを選定し、設計・混合・焼結・精密加工・仕上げまで対応するオーダーメイド生産体制を構築しています。

試作から量産まで任せられる
コンサルティングサービス

顧客の製造プロセスや被加工材の特性に合う材種・組成をコンサルティングします。

後加工の手間を大幅に削減するニアネットシェイプ焼結品で素材を供給しており、自社開発の超硬合金に加え、セラミックス、特殊鋼、耐熱合金「FHR」、自己潤滑複合材「NFメタル」、銅タングステン合金など多彩な材料を自在に提案。

試作から量産まで一貫対応でき、リードタイム短縮とコスト適正化を同時に実現します。

超精密・微細加工サービス

Ra5nmレベルの表面粗さや±1μmのピッチ精度を達成する超精密・微細加工サービスを提供しています。

金型やダイスの微細部形状、光学部品の輪郭加工、複雑な冷間鍛造金型穴加工など、厳しい寸法・形状公差が求められる用途に適しており、半導体製造装置部品や精密医療機器部品の量産試作にも対応可能です。

冨士ダイスが扱っている
超硬合金材種

冨士ダイスが扱っている超硬合金材種のスペックを一部紹介しています。

取り扱い材種はメーカーによって異なるので、他社の情報を知りたい方はメーカーの一覧ページをご確認ください。

超硬合金メーカーの一覧を見る

冨士ダイスが対応できる
超硬合金の加工／製品製造

• 超精密・微細加工
  （0.1 μm精度、Ra 5 nm表面粗さ）
• ワイヤーカット放電加工
  （Sodick AP450L、
  専用合金「VG51」仕様）
• 研削加工
  （DLC電着ダイヤ工具による
  高脆性材対応）
• 表面処理
  （DLCコーティング／
  一般コーティングサービス）
• ニアネットシェイプ成形
  （WC粒径100 nm級ナノ超硬合金）
• 光学素子成形金型
  （レンズアレイ用、TR05/TR30合金採用）
• マイクロ流路成形金型
  （医療・バイオ向け）
• モーターコア金型
  （EV・高効率モーター向け、VG48材種）
• 電池金型
  （二次電池・燃料電池ケース成形用）
• ダイス・プラグ
  （電線・パイプ引抜／押出加工用）
  など

冨士ダイスの
製品加工事例／納品実績

公式HPに記載がありませんでした。

冨士ダイスの
展示会・イベント出展情報
【2025年度】

2025年7月以降のイベント情報がありませんでした。 ※2025年6月時点

冨士ダイスのまとめ

複雑な形状の部品でも、最終製品に近い形で高精度に製造する技術をもっています（ニアネットシェイプ成形技術）。ナノ粒径超硬合金を用いるため、摩耗や熱に強い部品を製造可能。

EVモーターコアやエンジン部品、半導体・光学デバイス、医療機器、飲料缶プレス、鉱山・建機部品など、耐摩耗性・耐食性・高温耐性が求められる領域において、生産性向上とコスト削減を求める企業の課題解決を得意としています。

本サイトでは、業種別に超硬合金メーカーを紹介しています。超硬合金の依頼を検討している方はぜひ参考にしてください。

業種別のおすすめ
超硬合金メーカー3選を見る

冨士ダイスの基本情報

社名	冨士ダイス株式会社
創業	1949年
所在地	本社：東京都大田区下丸子2-17-10 郡山製造所：福島県郡山市待池台2-2-8 秦野工場：神奈川県秦野市平沢36-1 など（他、複数拠点あり）
TEL	本社：03-3759-7181 郡山製造所：024-963-2221 秦野工場：0463-82-9588 など（他、複数拠点あり）
URL	https://www.fujidie.co.jp/

【業種別】超硬合金メーカー3選

大量生産に対応する 自動車部品・金型メーカー
向け

トーカロイ

引用元：トーカロイ公式HP（https://www.tokaloy.co.jp/）  

高刃立ちの素材で、切断品質と
寿命を両立し大量生産に応える

超々微粒子構造と最大HRA95.0の高硬度設計により、大量生産を行う環境でも切削品質が長時間持続。工具交換頻度の抑制による高稼働で生産性向上が可能。

金型の寿命を約55倍、刃物の寿命を約100倍に改善^（※）した実績があり、工具の交換頻度を軽減。

トーカロイの
公式HPで
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大型・重量部品を扱う 構造部品メーカー
向け

ノトアロイ

引用元：ノトアロイ公式HP（https://www.notoalloy.co.jp/）

重量・長尺の超硬部品にも対応する
大物加工の頼れる選択肢

外径φ500mm、長さ1,000mmに対応する大物超硬加工設備を備え、重量物や長尺・高荷重部品の加工をピンホールが除去された高品質で提供できる。

他社で断られることの多い、重機部品における金型の大型化・複雑形状に応える供給体制を整備。

ノトアロイの
公式HPで
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非磁性・クリーン対応が必須な 医療・分析機器メーカー
向け

シルバーロイ

引用元：シルバーロイ公式HP（http://www.silveralloy.co.jp/jp/index.htm）

非磁性で高硬度・高強度を両立
磁場に左右されない精密超硬材

医療・電子・真空機器などで、非磁性かつ高硬度・高耐蝕性が必要な環境に対し、非磁性超硬合金を提供。

非磁性と塩分・化学薬品に対する高耐蝕性、HRA90.8・抗折力約4,400MPaの強度により、磁場干渉や薬液劣化を防ぎ、精密部品の高寿命化に寄与。

シルバーロイの
公式HPで
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※参照元：トーカロイ公式HP（https://www.tokaloy.co.jp/proposal）